2009年2月6日金曜日

本:ぼくのMENU:さだまさし

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● 1978/01



 昭和27年生まれ 長崎市出身
 本名 佐田雅志

《大学校》 
 国学院大学法学部へ入る。
 入ったあと、しまったと思ったが、遅かった。
 2年の時、やめたので、たいしたことはしていない。

《それ以後》 
 アルバイトなどして、音楽の勉強をするが、「歌手」になろうなどとは、夢にも思っていなかった。
 何の因果か、自分の曲を、歌ってくれる人がいなかったので歌う破目になって、偉大なる相棒、吉田政美と共に「グレープ」を結成。
 悪友達の期待をあっさりと裏切り、ヒットするが、やがて解散する。

《それ以後》 
 ファッション・モデルとして再出発し、ワコールの下着のモデルなどやるが、才能に限界を感じ、突如出家する。
 法恵坊陰念(ほうけいぼういんねん)と名乗り、自ら天皇になりたくて兵を挙げるが、マスコミで有名になった藤原純友に破れ、あっさりと僧籍を捨て、作家になる。
 夏日僧籍(なつひそうせき)というペンネームで芥川賞受賞。
 代表作に「むらむら」「先天性阿呆」「君よ憤怒の紐を締めれ!」「ガキドカ」がある。

 現在、「ブラック・ジャック」に影響され、産婦人科の免許を取るべく、アルバイトに余念がないが、
 漠然とした中にも、一種の哲学的境地に至った純粋ないみでの野次馬根性が、
 その好事家としての才覚に一掃の輝きを加え、
 かつまた、その体内エネルギーの蓄積が誘発する意外な発想の元に、
 暫時、己が運命と一直線上に対峙する向上的精神がのぞいており、
 デリカシイあふるる生活姿勢において、
 それを具象的に示唆する作品と呼ばれる「フロック」群での提示が指し示す通り、
 わずかずつであるが、次第に破滅へ進行しているということが出来、
 とりもなおさずそれは自身が無頼派であることを証明する一つの道標といえる。

《賞》 
 昭和42年 東京都生徒児童発明工夫展において、特賞:出品作「安全彫刻刀」
 昭和49年 日本レコード大賞作詞賞受賞 受賞作:「精霊流し」






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